2年間ブログを書いてきて(1)「人に伝えることを意識する」
 ブログ。私が院に来てから始めたのが,このブログだった。初書き込みは4月18日午前0時。

丁度ブログがブレイクするころだった。と思う。初書き込みには,
 大学院生でいられる期間は二年間。その二年間で、勉強はもちろん、人間的にも成長したいと考えています。そのために、学生や教官、様々な行事に積極的にかかわっていくつもりです。

★このブログは、自分自身がどのように成長しているのかを振り返ることができるようにとの思いで作成しました。

と書かれていた。過去を読み返すと,成長どころか,「えぅ,こんなこと書いてた?すごい難しいことやってたんやなぁ」と,すでに忘れていることのなんと多いことか。

でも,基本理念は全く変わっていないことを実感。今も「勉強はもちろん、人間的にも成長したいと考えています。そのために、学生や教官、様々な行事に積極的にかかわっていくつもりです。


 ブログは,自分にとっては,振り返りの道具となり,本当にいいもんだな,と思っています。でも,コミュニケーションツールにはどうなんだろう。








 ブログでのつながりは,非常に多くの場所で浸透しているとは思う。でも,だいたいが知り合いか,同業者であり,ブログに書かれた「記号」の中にあるものを読み取ることができる人ではないか。

 修論でもよく似たことがある。ある対象をわかりやすく表現するために「モデル化」することがあるが,わかりやすいモデルができた,と思っていても,実は,その「モデル」という記号の中に含まれているものを理解している人同士でないとただの「記号」にしかみえず,何が言いたいのかよくわからない,というようなことが。
 実は,私はこのことで非常に苦労した(している)。私が考えた,様々の人に見ていただいた当時「モデル」と呼んでいた「図」を見ての対応には,「よくわかる」人,「なんとなくわかる」人,「しっくりこない」人,そして「何が言いたいのか全然わからない」人の4タイプ存在している(ちなみにゼミの先生は(省略)・・・)。

 どの程度の人たちにまでわかるようなモデルを作るのか,というのもあるが(以前,修了生の方に「人と話すときは,どのような人が会話の中にいるかによって,話す内容を変える。同じゼミ生同士であればわかることでも,ゼミ生以外にはただの「記号」にしか聞こえないことがあるので,ゼミ生以外が入れば話の内容が変わる」と言われたことがあった。今になって,この話の意味が少し理解できました)。

 あと,分かりやすい「モデル」であればそれでいいのか,という問題もある。あるモデルをつくり,そのモデルの説明を聞くと,とってもわかりやすいモデルだな,と感じることがある。でも,はたして本当にそうなのか。我々,いや,少なくとも私はついついある言葉に私の「思い」を流し込む傾向がある。「暗黙知」,「ナレッジマネジメント」,「共創」そして「協働」。私は,これらの用語の意味を,自分で勝手に解釈して話しをしている自分がいることに気づかされた。

 例えを出そう。わたしの修論のタイトルの一部に,「教師の自己研修と協働の支援」とある。この言葉を聞いてどのようなイメージを持つだろうか。「自己研修」とは誰の自己研修か。恥ずかしい話しであるが,私はこの「自己研修」を,支援する人がする研修ととらえていて,支援する人の自己研修が「協働」を支援する,といいたかったのである(書いていて,忘年会の時に指摘されたことの意味がようやくわかりました!!!!)。最初にこの説明を聞いていた人に,私が考えたタイトルを見せると,「タイトルと合ってるよ」と言ってくださる。しかし,説明を聞く前にタイトルを見れば,「『教師の自己成長と協働』を支援するんだな」と思われてしまう。

 私の弱点の一つはまさに「ここ」にある。自分の修論のタイトルを客観的には見ることができていなかったのである。今,このブログを書いていて気づいた。いや,ゼミの先生には毎日,本当に毎日「君の自己研修じゃない」と指摘され続けていて,わかっていたつもりだった。が,「わかる」の言葉の中身が違ったのである。

 このブログにしても,私の書いたブログを読む人のことを(本当の意味で)考えては書いていなかったように思う(この文章ですら)。いや,書いていな「かった」。いや,書いていな「い」。ここに,私の考えるブログの限界がある。私のブログを読む人に参考になることを書きたい,興味を持ってもらえることがあれば,私のことを知って欲しい・・・・・書く側としては,いろんなことを考えていた。が,当然,このようなことは読み手には伝わっていない(だから説明書きをブログのどこかに文章化するんでしょうね。読み手に「読み取って欲しい」ことを。)。

 しかし,自分で付けた修論のタイトルの意味がわかった(と自分が思えるようになった)のが修論提出締め切りの次の日,というのが私らしい・・・。 

 長くなってきたので,ここらで「続く」とします。
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by viewtleaf | 2006-01-21 00:11 | Diary
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毎日起こった出来事を記入し、「振り返り」に活用したいと思います。写真は我が子の作品。
by viewtleaf
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