「危機管理」についてのワークショップ型研修の実施を依頼され,明日,本番を迎える。修論を作成するプロセスで学んだこと,大学院で学んだことの集大成が,明日だ,と私は思っている。このような場を提供してくださったY氏にまずお礼を言いたい。「このような場を与えて下さり,ありがとうございます」
学校で子どもたちが総合表現に取り組み,最後に充実感・達成感を味わいながら泣いている姿を見ると,こちらまでジーンと来るが,今回,ワークショップ型研修案を考え,議論しあい,実際にためし,改善をしていき,明日本番を迎える気分は,明日に発表を控える子どもたちの気持ちと同じではないかな,と思う。 今年度関わった総合演習のグループでの発表会では,中心になってがんばっていた方が,最後に感想を述べるとき,感動にあまり言葉に詰まり,涙を流し,嗚咽しながら語っていた。なぜそれほどまで感動したのか。それは,発表会にかける思いやそれまでのプロセスが充実していたからではないだろうか。 明日,行う研修会でも,同じことが言えるのではないだろうか。 「危機管理ワークショップを通して,皆で協働的に取り組むことのすばらしさを知って欲しい,学校をよりよくしていこう,子どもたちの安全のために教職員が一丸となって対応しよう,そう思っていただけるような研修にしたい」 そう思って,研修案を考えてきたつもりである。 今回,研修案を考えていて強く思ったのは,研修案を考えること自体が自己研修だな,ということである。今回,このような依頼がなければ,これほどまで真剣に「学校危機管理」について考えなかったかもしれない。当然,研修を考えるに当たって,数多くの方々からアドバイスをいただき,研修に必要な道具の準備等をしていただいている。たった一度の研修にも,多くの人手が関わっているのである。 そして,今回は,もうすぐ修了してしまう我々の後進を育てるための研修でもある。研修を手伝ってもらう中で,ビデオ撮影のノウハウ,ビデオ編集のノウハウ等,現在引き継いでいる最中である。この経験自体も私にとっては大きな学びとなっている。これまで,「後進を育てる」という発想すらなかったのだから(それだけ年を食ったということ?)。でも,後輩がいるって,いいですね(^x^) いくら努力をしても,いくら充実感が自身にあったとしても,研修参加者が満足しなければ意味はない。明日の研修後に行う「アンケート」を参考にして,次につなげたい。とにかく,「やってよかった」と思える結果がでるように,やりきりたいと思う。
by viewtleaf
| 2006-02-23 23:39
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