鳴門セミナー受付の時期がやってきた。今年は『鳴門セミナーin東京』もある。昨年度は私も裏方として(少しだけど)お手伝いさせていただき、あのような会を開催するのは非常にきめ細やかな気遣いが必要なこと、セミナーの内容を考えるに当たっては入念な打ち合わせが必要なこと等を学んだ。
今年度は現場に戻り、昨年までの二年間が夢だったのか?と思わせるくらい元の生活に戻っている自分に気づくことがある。しかし、あの二年間は夢でも幻でもない。現実であった。 人の信頼を裏切るのは簡単なことである。本人にそのつもりがなくても、人を傷つけたり、信用を失ったりすることがある。私は今までそれを繰り返してきたように思う。大学院に行って、それに出来るだけ多く気づき、なんとか信頼される人間になりたいと思ってやってきたが、やはりそう簡単には人は変わることはできないようだ・・・ 今日は久しぶりにOBの方のブログ巡りをした。yamachinさんにしても、あいであるーむさんにしても、熱中時代さんにしても、毎年、(良い意味で)変わらずがんばっておられることがブログを読むと伝わってくる。翻って私は、というと・・・・ 確かに、勤務校のI(C)T環境が貧弱で、なおかつ市の縛りがきつく、ほとんど毎日PCをさわらずに仕事をせざるを得ないというのもある。しかし、結局は、教科にしろ、選択教科にしろ、総合的な学習の時間にしろ、年間カリキュラムが自分の中に浸透していない、なおかつ得意分野でなければ行けない教科指導の引き出しの数が極端に少ないことが、明日の授業のことを考えるのに精一杯になる理由だと思う。まさに、「木を見て森を見ず」である。わかってはいる、つもりであるが、はやりの言葉を使うなら、「人間力」「教師力」が貧弱だと、日々の業務をこなすこともままならない、ということになるだろうか。 鳥瞰図を描かなければならないのは、教科や総合的な学習の時間だけではない。道徳や学級経営、進路指導、そして部活動と、たくさんのことを平行して描けなければならない。そして、これらは全て一人一人違う人間が相手である。教師という職業は、様々な能力が必要だと思う。それも幅広く。学校が、教員集団がもっとお互いの得意分野を認め、弱点も認めつつ、お互いに助け合い、補い合えるような集団になれたら、私ももっと・・・・なんて都合の良いことを考えてしまう今日この頃。 今年もやはり、『元気』をいただきに鳴門セミナーへ行きたいと思う。東京も、徳島も。お金と時間が許せば。
by viewtleaf
| 2006-06-29 00:04
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