NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」。毎日、欠かさず見ております。主人公「若狭(喜代美)」が成長するプロセスを見ながら、自分自身も様々なことに気づき、私自身も成長しているような気持ちにさせてくれます。
今日、草若師匠が、若狭に落語に出てくる登場人物が生き生きとしとらんことを指摘したあと、 「おかしな人間が、一生懸命生きてる。------あんたとおんなじや。」 と話をしたとき、若狭は、昔おじいちゃんが言っていたことば、 「おかしな人間(喜代美のこと)が、一生懸命生きとる姿は、ホンマにおもろい。------落語とおんなじや。」(第4話) を思い出す。そして、草若師匠が続ける。 「あんたのそういうとこ、大事にしいや。いつか、必ず落語に生かされるときが来るさかい。」 誰かが何かを言ったとき、以前のことを思い出し、「あ、これと一緒や!」と思ったこと、みなさん、ありますよね。過去の記憶と、現在の出来事とがつながったとき、新しい自分になるような気がします。 最初に話を聞いたときは、意味がわからなかった。でも、その後、人生の年輪を重ね、ふとしかことがきっかけで、以前に聞いた話の意味がわかる。現在の自分が、以前の話の内容がわかるように成長した、ということですわな。 このようなことに気づかせてくれる可能性を秘めているのが、知の総合化ノート。今までの気づきや学び、疑問などを書きとめたメモを残しておく。それを、つけたい力ごとに分類し、貼り付ける。そして、貼り付けたカードを見て、新しい何かに気づく。過去のカードを見て、以前とは違った思いが浮かぶ。そんなノートを皆が持って、過去の自分を振り返るきっかけとし、自分の成長に気づければ、何事に対しても「やる気」がでてくるんやないやろか、と思うとるわけです。 ちりとてちんで、内弟子修行を始めた喜代美が、掃除をいやいやしているとき、、草原兄さんが 「この窓ガラス!四隅が全然拭けてない!かど、かど、きっ!きっ!と!しっかり!」(第49話) とたしなめ、50話では 「落語家は、人を気持ちよぉ、楽しいぃするのが仕事やさかいな、家事は、それができるようになるための、仕事や!」 といったやりとりがあった。で、「なぜ炊事洗濯掃除をせないかんのか?」がわかるのが、51話の奈津子さんとのやりとりで。 「そないして教えてくれてはんのと違うかな?気配りの仕方を。」 ここで、草原兄さんに言われたことを思い出し、「掃除などをする意味」に気づいた喜代美は、「気持ちよくなってもらえるように」炊事、洗濯、掃除をするようになる・・・・ このシーンを見て、自分自身も「掃除をする意味」を理解したような気持ちになり、誰彼ともなく 「掃除をする意味を知ってるか?」 と問いかけ、 「掃除をするのはやな・・・・」 と説明するようになったのでした。ちゃんちゃん。(お後がよろしいようで・・・とはなりまへんな。書いているうちに、何を書いているか、わけわからんようになってしもたさかいに。えろうすんまへん。)
by viewtleaf
| 2007-12-09 00:33
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