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「建築Gメン欠陥マンションに挑む!」のメモ(テレビ番組を見たメモです)
TBS『夢の扉~NEXT DOOR~』(http://www.tbs.co.jp/yumetobi/
EPISODE59『闘う建築士“建築Gメン”』欠陥マンションに挑む

『この世から欠陥住宅をなくしたい』
大川照夫(一級建築士)欠陥住宅のスペシャリスト
「NPO法人建築Gメンの会」理事長

●欠陥住宅はなぜできるのか
・材料費を浮かせるため安い材料に替える(又は使わない)
・手間を省くため
・先に工事をしている人が終わっていないのに,次の工事をはじめる

●「グランドステージ東向島」(東京都墨田区,2004年11月完成,総戸数36戸,耐震強度が基準の31%しかなく,震度5強の揺れで倒壊する危険があると認定)を現地調査(大川氏を含む4名)





・建築主と設計事務所とがグル
(「設計段階の偽装は,建築Gメンでも想像できない事態」だったそうだが・・・そうなのかな?)

<CM>NTTドコモの「公共モード」はいい案だね!

・設計段階での偽装マンションである
・高層マンションでは,どの階も全く同じ太さの柱」はありえないらしい
・図面通り施工されているかチェック。主筋の本数は図面通り(設計図通りでも,設計図に問題があるから・・・)
・フェロ・スキャン・・・建物を鉄筋の位置を調べることができる機器(参考リンク;http://www.nittou-con.co.jp/sonota.html
・建物を目視して,マンションの外側のラインが波を打っている。明らかな手抜きこのこと。(具体的には,階ごとに10ミリか15ミリずれている)
・壁をたたいて,高い音がする場所は,タイルが貼り付いていない,浮いているということ
・ひび割れがちょっとあって,そこから水が染みこんで中の成分溶かしたやつがおちている
・ヒビ・・・3年くらい経たないと,(耐震偽装マンションでも)出るべきヒビはでない
・天井を支える梁・・・図面では4本(図面が正いいかはともかく)だが3本だった
・契約前に一級建築士に見てもらいながら,偽装マンションに当たった例も
(ちなみに私も一級建築士に見ていただいたが,一戸建ての専門家だとあまり・・・)
・柱と壁の継ぎ目を壊して確認(構造スリットはあるか?)・・・充填剤は耐火材
・洗面台のパイプが外れている
・地下・・・コンクリートの充填不良(コンクリートを揺らしてきちっと充填しないといけない),コンクリートの充填不良のため,水が漏れている
・結論・・・「これくらいの欠陥はまだマシな方だ」「いいかげんに作ったものが野放し状態だったのが今までの建設業界」とのこと。

●感想
 大川市の最後の一言がこの問題の根深さを表しているように思う。この,社会的に大きな影響を及ぼした物件ですら,「マシな方」なんだから。建築についての知識がある方が,建築現場を直接,しかも継続的に見ないと,実際に竣工してからでは厳しそうだな,というのが見ての印象。 あと,あくまでテレビ番組なので,かなり短く編集されているし,おそらく建築のプロが編集にかかわっていないだろうから,撮影されたVTR全てを見たいな,もしくは一度実際に大川さんについて直接話を聞きたいな,と思った。

●次回予告
・家庭から出るプラスチックゴミをストーブの燃料に!
・参考リンク:プラスチックとプラスチックリサイクル;http://www.pwmi.or.jp/ch/・・・環境問題をテーマとした総合学習等に使えそう。しかし,最近のコンテンツは,動画やFlashを使うのは当たり前みたい。コンテンツ作成のためにFlashを使えるように勉強しないと駄目かな・・・
・・・ケミカルリサイクル(http://www.pwmi.or.jp/ch/tosyokan2/221_yuka.html)のことかな?
by viewtleaf | 2006-01-29 19:45 | Diary
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毎日起こった出来事を記入し、「振り返り」に活用したいと思います。写真は我が子の作品。
by viewtleaf
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